友人の彼氏

先日、友人に彼氏ができたというので、会わせてもらった時のことです。
いやあ、びっくりしました。
世間は本当に狭い。

友人はSちゃんといって、高校時代からの親友です。
今はアパレル業界で働いているのですが、取引先のショップの店長とつきあうことになったと報告を受けました。
Sちゃんはずっと彼氏がいなくて、彼氏欲しい欲しいと口癖のように言っていたので、本当に嬉しかったです。
その彼氏を私に紹介してくれるとのことで、ある休日ランチにでかけたのです。
初めて見るSちゃんの彼氏は、なんというか・・・
なんか見たことある!!が第一印象。
彼はKくんというのですが、私の中学校の同級生でした。
お互い、第一声は「〇〇ちゃん(私のこと)だよね?」「Kくんだよね?」
Sちゃん、ポカーン。
だって地元から離れた土地で、親友の彼氏として紹介されるなんて、ありえないことです。
いや、ありえるけど可能性は低いはず。
本当にびっくりしました。
そこからは同窓会のような形になってしまい、今どうしているかとか、同級生のだれだれが結婚したとか、地元トークで盛り上がりました。
Sちゃんもかなり驚いていました。
「世間は狭いね~」なんて言いながら、楽しい時間を過ごしたわけです。
Kくんとは同じクラスだったこともあって、わりと話すほうでした。
ルックスは普通だけど、優しくていい奴です。
だけど一応、別れ際に「Sちゃんを泣かせるようなことは絶対しないように!」と言っておきました。
親友の彼氏が中学の同級生なんて、すごいミラクルがあったもんです。
Sちゃんには幸せになって欲しいと心から思っているので、Kくんには頑張ってほしいです。
私自身、どんな形であれ偶然の再会を大切にしたいと思います。

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