世代の違い

年の離れた人と話していると、世代の違いを実感することがあります。
特に一回り、二回りも離れていると、全然違う生き物と話しているような気分になったり。
そんな時、私も歳をとったなあ・・・とちょっぴり悲しくなります。

最近、職場で一回り以上年下の女の子と話していた時の話です。
学生時代流行っていた歌手の話題になりました。
私が学生の頃はバンドブームだったので、当時売れていたバンドの名前をいくつか挙げたのですが・・・。
その女の子は私が挙げたバンドはほとんど知らないようでした。
今でも活動している有名なバンドは知っていましたが。
ショックでした・・・。
でも、よくよく考えると、当時活躍されていたバンドってほぼ解散しているんですよね。
よっぽど音楽好きでなければ、知らなくても仕方ないかもしれません。
バンドを解散して今はソロで活躍されている方もいますよね。
ソロの歌手名を言えば「ああ、あの人!」とわかるみたいです。
だけど、当時はこんなバンドをやっていて、すごく人気があったんだよ!と力説しても、「ふーん」ってなもんです。
逆に、その女の子が挙げる歌手は、私からすれば最近出てきたばっかりの歌手に思えましたね。
彼女は「ちょーなつかしくないですか!?」なんて笑っているわけです。
なんだか必要以上にオバサンを実感して悲しくなりました(笑)
外側だけ歳をとって中身が伴っていない大人にとっては、世代の違いというのは本当に残酷なものです。
これからどんどんこういうエピソードが増えていくんでしょうね。
そのうち「まったく今の若い人たちは・・・」なんて言い出すんじゃないかと、今から不安になっています。

40代以上の英語に対する恐怖心

英語に対する恐怖心をなくすためには、ある程度の恥を塗り重ねることが必要です。

勤務している会社には海外部門があり、技術交流も日常的に行われます。
比較的若い社員は、最初はとまどうものの、1ヶ月もすれば自分から英語でコミュニケーションをとるようになっていきます。
英語のレベルはまちまちですが、辞書を駆使しながらでも積極的に交流をはかっています。

一方、40代以上の場合は、恥ずかしさが全面にでるのか中々一歩が踏み出せないようです。
完璧な英語でないといけないと考えているのか、何度も何度も誰かにチェックしてもらった英語でしか、交流を図ることができないのです。
そのため、翻訳者や通訳を使いたがる傾向があります。
また、日本語をしゃべることができない外国人を拒絶する傾向もあります。

おそらく、40代以降の方は英語を体で学ぶ機会が乏しいままに今に至り、英語に対する恐怖心が高まってしまったのではないでしょうか。
一方若い世代は、教育課程に英会話が盛り込まれたり、街に外国人が増えたりと英語に接する機会は各段に増えました。
否が応でも英語をしゃべらなくてはいけない環境が、英語に対する恐怖心をなくているのだと思います。

英語に対する恐怖心をなくすためには、ある程度の恥を塗り重ねることが必要です。
本当は英語が下手であることは恥じても何でもないのですが、とにかく恥を重ねて失敗を失敗と思わないようにすることが必要です。

40代以降の方には、そういった試練を乗り越えるチャンスが必要なのかもしれません。

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