経験と知識と知恵
私自身は、実に様々な職を経験しています。元々は肉体労働がほとんどでした。例えて言うなら倉庫作業や清掃や配達など。これらの仕事が自分には向かないなと思いながらずっとやっていました。どこの業種も数字や時間で動いていることは言うまでもないですが、ノルマを肉体を使い達成させるということが、私にはどうしても苦手で周りの足並みに遅れをとったり努力しても結果を出せず報われない日々が続くことで、精神的にも肉体的にも、ゆとりがなくなり人間関係がギクシャクするという悪循環だけが生まれる。
そんなことを繰り返して何年もの時間が過ぎてしまい、私自身が努力して、しっかりと結果を出せる仕事に就きたいと悩み苦しみながらも出した結論が転職でした。
単刀直入に、現在はオフィスワークをしています。肉体労働からオフィスワークへの転職でした。転職する際に重要視した点は、その仕事が今の自分にできるかどうかです。
もう一つは、肉体労働をしていた時は、休日になった時に疲れが酷く遊びに行ったりすることもできなく家で過ごしていました。ですので仕事は仕事。プライベートはプライベートとライフスタイルを充実させられる為の給料や職場の距離も考慮しました。
転職して良かったと思えるのは、やはり努力した分だけ結果が出せるようになったかなと思う時です。人間関係はどこの職場でも大なり小なり色々とありますが、自分に向かない事を努力して報われず嘆くよりも、少しでも自分に向いている事を努力すれば多少なりとも結果が後から付いてくる。仕事というものへの意欲が変わってくる気がしました。
私が強く思うことは、その仕事は貴方に本当に向いていますか?ということです。
ライフスタイルは人によって違いますが、週1で働いている人もいれば週5で働いている人もいます。つまり仕事という時間が自分の人生の何割かを占めているわけです。
私自身、今よりも更に自分に向いている仕事にこれからの人生で出会えたら嬉しいと思っています。努力して報われない事を続けるより、努力して報われる事をした方が良いに決まっています。その為に大事なことは、自分という人間・性質をよく分析することです。適性テストなども興味を持ってやってみて下さい。それぞれが置かれている環境や立場については何とも言えないですけども。それでも環境が許してくれるならば、どうか変身することを恐れないでください。