添乗員の仕事

新卒就職先として人気のある旅行会社。
実際に旅行が好きな人や、対人コミュニケーションが得意とする方に人気の職業です。
私も、大学生の頃はバイト代をほとんど旅行や留学費に当てていました。
そのうち、私も旅行会社に就職希望を絞って活動したものです。

その活動の内容としては、まず、添乗員のアルバイトをして実績や経験を積んでみようという考えでした。
アルバイト代を旅行にあてるよりも、旅行のバイトをしようってわけです。
添乗員になるには、国内、海外の民間資格が必要です。
私は学生時代に国内の添乗員資格を取得しました。
九州、関西、中国、北陸、中部、北海道と1年で様々な観光地を添乗して回りました。
そこで、添乗員の主な仕事についてざっくりみてみたいと思います。
ます、添乗前日に旅行会社に必要書類や旅券を受け取り、打ち合わせをしていきます。
それから、参加旅行者へ名前、集合場所、時間、参加人数などを確認の電話をしていきます。
立ち寄る観光施設や、ホテルにも予約がはいっているかどうかの確認も行っていきます。
添乗当日は、乗客の様子をみながらトイレ休憩をとったり、集合時間をしっかりお知らせして、予定の旅程が乱れないように調整進行していきます。
観光地や、観光施設では、添乗員がまず先に入場口にてチケットを受け取り、お客様に配布します。
ホテルなどでは、食事、浴場、館内施設の利用時間や場所の案内、翌日の出発時間等を案内し、ルームキーをお渡しします。
お客様が部屋に入られてからは、添乗員は各部屋を回り、何かトラブルがないかをチェックしていきます。
観光地や施設内では、できるだけお客様とコミュニケーションをはかるようにし、楽しい旅行になるような付加価値を添乗員が行っていきます。
中には、集合時間や場所を勘違いして、他の旅行者に迷惑をかけてしまったときなどは、温かい声をかけて、空気を和ませていくのも添乗員の仕事です。
慰安旅行のような旅行では、主に幹事の要望に沿えるような行動を心がけていきます。
宴会などでは、お酌をしたりすることもあれば、カラオケをリクエストされたり、コンパニオン的な扱いをされることもありまいす。
旅行の最後には、参加者より全員アンケートを回収します。
今後の旅行プランを改善したり、価格の見直しなどに役立てます。
添乗員の評価もアンケートに記載されます。
時には、旅行会社から添乗員の指名を受けることもあれば、参加されたお客様よりお手紙をいただくこともあります。
旅行終了翌日に、添乗レポート、回収アンケート、使用しなかった預かり金、清算書を旅行会社へ提出し、添乗業務が終了します。
ですので、添乗の前日と添乗後は事務作業することになります。
添乗員は現地でのお客様のお世話やサポートをしたり、ツアー開始時刻が早朝な旅程はかなり早起きする必要があります。
体力的精神的にタフさが求められる仕事でもあります。
また、日給¥6000と格安な仕事でり、雇用形態は、派遣アルバイトで、固定の収入が得られず安定した生活ができない理由より、離職率の高い仕事であるのも事実です。
しかし、海外添乗員では、日程が1週間~2週間の宿泊になり、固定した収入が得られます。
また、参加ツアー客とのコミュニケーションが密になり仕事の内容的に充実したものになります。
もし、添乗の仕事を本業とするなら海外添乗員になることをお勧めします。

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